【冬コミのお知らせ】『シンシアニメ』第二号

夏コミに引き続き、『シンシアニメ』第二号も無事発行できそうなので、以下に、表紙、お□ながき、各人による予告編（？）を掲載したいと思います。

コミックマーケット81（二日目）
日時：12月30日（金）10:00〜16:00
会場：東京国際展示場（東京ビッグサイト）
サークル名：シンシアニメ
ブース番号：東ポ-29b
価格：500円

『シンシアニメ』第二号 お□ながき

‡文
初潮確率論の提唱／やっさん：Spiral Starry Sky
皆さんはどのようにアニメキャラクターが初潮を迎えているかいないかを判断していますか？　おそらく主観で判断してしまっているのではないでしょうか？　今回はその判断に客観性を持たせるべく、アニメキャラクターが初潮を迎えている確率の計算を行いました。アニメの論考にもかかわらず、表が6つにグラフが1つ、おまけに数式まで登場します。これを読まずに生理を語ることはできないでしょう。

アニメキャラのリアル／alphabate：ジャムミックス！
我々の生活の一部と言っていいほど身近な存在になったアニメ。その登場人物たちは30分という枠の中でどのようにリアリティを獲得し、どのように私たちの生活に溶け込んできたのか。そしてこれからの私たちとアニメキャラとのつきあい方はどうなっていくのか。alphabateが頑張って書きました。

『輪るピングドラム』から「におい」を読み解く／Peace-AK：水の音、無形の雫
どこかのエロゲー雑誌で匂い付きのパンツが付録にされたのは記憶に新しい。電車の中で、あるいは混雑する雑踏で、あるいはコミケの待機列で、われわれ紳士淑女はつい異性の匂いをクンカクンカしたくもなるでしょうし、実際する人は多いでしょう。お風呂上りの女子から漂ってくる世界が嫉妬する髪の香り、部活帰りの女子から滲み出る汗と制汗スプレーの入り混じった何とも言えない香り、水泳の授業で塩素まみれになった幼女の香りetc……そういった様々な「におい」を想像しながら読んで頂くと、たぶんすごく気持ち悪いニヤニヤ顔になるので人前ではやめた方がいいです。

月夜の靄／wort
スフィアの武道館ライブBD（以下のリンク参照）に見た寿さんの「月夜」、そしてそこにあらわれたほんの束の間の「靄」あるいは「幻」、それらをめぐりつつ、同時に広く動画静止画における「不確かなもの」について思案した、スフィアの話でもなければ、寿さんの話ですらない、けれどもこれをお読みいただいたらもしかするとスフィアのBDを見たくなるかもしれない、「月夜」の話。

スフィア ライブ 2010 sphere ON LOVE,ON 日本武道館 LIVE Blu-ray

アニメに見る男の娘／Jback
男の娘と類似ジャンルとの差別化、男の娘の魅力の解析、の2点に尽力した市民権を得つつある男の娘への思いを炸裂させた論。

陰毛アニメ万毛鏡〜第二章 『うさぎドロップ』と可能性としての陰毛〜／小鳥遊徹
まわりを見渡せば、世界は陰毛で溢れてる――。『まりあ✝ほりっく』（2009）、『まりあ✝ほりっく あらいぶ』（2011）の陰毛表現を解きほぐした第一章に続いて、今回は『うさぎドロップ』（2011）の陰毛表現という前人未踏の密林に分け入ります。ポストモダンさえ行き詰った現代に、最高の陰毛をお届けします。

‡イラスト
せた

‡表紙・ロゴデザイン
まるけす

数は少ないですが、『シンシアニメ』創刊号（500円）もお持ちしたいと思います。
シンシアニメブースは、二日目東、ポル産肉（29）ビ（b）ッチ、です。

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